ご覧になる前に
この先では、震災前の町並みや、地震のあとの空中写真、解体で家がなくなった町の様子を見ることができます。つらい記憶がよみがえる方は、どうか無理をなさらないでください。
見るのをやめたいときは、時代のボタンで「いま」を選ぶと、いつでも戻れます。
このワールドについて
旧田鶴浜町(2004年に七尾市と合併)の全域、約28km²を実寸で再現したメタバース風の3Dワールドです。アバターで町を歩いたり、上空から見渡したり、震災前(2020年度)・解体前(2024年4月)の空中写真と、公費解体がほぼ終わった「いま」(2026年・推定)に切り替えて見たりできます。黄色の光の幕は国土数値情報(行政区域・2000年)の旧町の境界、町名の位置は国土地理院の地図の注記です。
建物は国土地理院のベクトルタイルの建物の形から、本当の形を実寸で配置しています(約5,800棟)。L字やコの字の家(約1,300棟)は、母屋と張り出した部分の長方形に分け、それぞれに屋根をのせています。地面には国土地理院の空中写真(2024年4月撮影の正射画像を含む「全国最新写真」)を貼っています。一般の家は、色や窓などは描かず、どの家も同じ高さ・同じ色の、ごく簡単な模型の姿で表しています(位置と形は実際の建物の外形です)。そのぶん、お店・事業者と学校などの施設、駅や寺社、曳山は、業種や建物ごとの姿に合わせて細かく作り込んでいます(くわしくは「家と施設の表し方」)。地形は国土地理院の標高データ(DEM)、道路・線路・川・海岸線はOpenStreetMapのデータです。山林の範囲は国土地理院の2020年度の空中写真から判定し、木の種類(針葉樹・広葉樹・竹林)は国土地理院の植生記号に合わせています。施設や寺社の位置は、国土地理院の地図記号と注記、OpenStreetMap、公開されている住所で照合しています。
建物の形は2024年4月の空中写真と国土地理院のベクトルタイルの時点のものです。「いま」(2026年)では、そのあとの公費解体などで解体されたと推定した建物(約1,200棟)を、うすく表示しています(「時をこえる」で消すこともできます。推定のしかたは「時をこえる」の説明を参照)。衛星写真からの推定なので、一軒ずつは正しくありません。まだ建っている家がうすくなっていたり、解体された家が残っていたりします。解体のあとに建った家や仮設の建物は、確かめられたもの(田鶴浜町第1団地)だけを置いていて、多くはまだ表示していません。学校や工場などの大きな建物(240m²以上)の階数は、2024年1月5日の空中写真に写った影の長さから推定しました(撮影時の太陽の高さは約28°で、影の長さは高さのおよそ1.9倍)。実測ではないので、違うことがあります。屋根の形や壁の色は、どの建物も実際の姿ではありません。地面の光の格子、場所に立つ光の柱、見どころの光る案内板、町を歩くアバターたちはワールドの演出で、現地にあるものや実在の人ではありません。
日本のどこ?
- 入るときに、日本地図から能登半島・七尾湾・田鶴浜へと降りていき、そのまま3Dの町に入ります(「とばす」で飛ばせます)。左上の「いまいるあたり」を押すと、地図をいつでも見られます。
- 「いまいるあたり」には、いま見ている所(歩いているときはアバターの所)にいちばん近い町名を出しています。町の境目のあたりでは、となりの町名になることがあります。
- 地図は国土数値情報(行政区域・2020年、国土交通省)を簡略化したもので(日本全体は粗く、七尾市のまわりはくわしく)、町のまわりはこのワールドのミニマップと同じ地図です。金沢駅・東京駅の位置は国土地理院「地球地図日本」、和倉温泉駅と田鶴浜駅の位置はOpenStreetMap、七尾市の位置の説明はコトバンク(日本国語大辞典・世界大百科事典)によります。
時をこえる(震災前・解体前・いま・未来)
- 画面上の「時をこえる」(PCは右上の時代のボタン、スマホは右上の「いま」)で、時代を切り替えられます。震災前は国土地理院の2020年度の空中写真、解体前は2024年4月撮影の全国最新写真です。震災前と解体前は建物をすべて表示します。
- いま(2026年):公費解体がほぼ終わった町です。いまも解体を待つ家や、直して住み続けている家があります。石川県によると、七尾市の解体は2025年12月にほぼ終わり、2026年5月末までに申請7,213棟のうち7,029棟の解体が完了しています。国土地理院はその後の田鶴浜をまだ撮影していないため、欧州のCopernicus計画の衛星Sentinel-2の画像(2023年5〜7月と2026年5〜8月の、雲のない日の中央値)をくらべ、建物の上の色が屋根から更地・草地に変わったものを「解体された」と推定しました。旧田鶴浜町の約5,800棟のうち約1,200棟、駅の南の町なかでは約1,050棟のうち約480棟(ほぼ半数)が当たり、「いま」ではそれらの家をうすく表示しています(「時をこえる」で消すと、足もとは砂利と草の更地になります)。衛星画像は1画素10mと粗く、小さな家や木の陰の家は見落とし、建て替えや片付けを解体と取り違えることがあるので、一軒ずつは誤りを含みます。地面のそのほかの部分は2024年4月の空中写真のままです。
- 「家を消して写真で見る」にすると、3Dの家を消して写真だけを見られます。
- 建物の形は、どの時代も国土地理院のベクトルタイルのいまの形で、3Dの家の色もどの時代も同じです。地震のあとの屋根の様子は、地面の空中写真で見られます(「家を消して写真で見る」にすると見やすくなります)。2020年度の写真には撮影されていない区画があり、そこは一段粗い写真で埋めています。
- 未来:跨線橋の84枠の「建具のトンネル」は、たつるはま未来会議が呼びかけている取り組みです。通りにともる組子の行灯と夜の町並みは、このワールドの想像で、計画ではありません。いまの田鶴浜駅の跨線橋は、84枠のうち設置済みの12枠を表示しています。
物語ツアー
- 「あの日と、いま」「建具のまち 田鶴浜」「駅から歩く ごはん散歩」「田鶴浜の四季」の4本です。解説を読みながら、カメラが自動で町をめぐり、時代や季節、道順も切り替わります。「自動」を止めれば、自分のペースで進められます。
- 解説は、このページの見どころの説明と調査資料(七尾市・報道・お店の公式情報など)にもとづきます。震度は気象庁の発表とウェザーニュースの観測点一覧によります。はさ掛けや雪吊り、夜の組子の灯りはイメージです。
お店・事業者
- 画面上の「お店・事業者」(スマホは「お店」)で、旧田鶴浜町のお店と事業者(飲食、小売、建具などのものづくり、建設・設備、くるま・交通、金融・郵便などのくらし、医療・介護・子育て、農業・水産)の一覧を見られます。名前・業種でさがしたり、町や種類でしぼりこんだりできます。地図にも名札が出ます(「地図の名札」で隠せます)。
- 載せているのは、事業者の公式サイトや発表、七尾市・石川県などの公的な名簿、報道、店舗情報サイトで名前と所在地を確かめられた事業者の一部です。掲載は無料で、広告はありません。いま営業しているかを確かめられていない事業者には、そのことを表示しています。公的な名簿にだけ載っている事業者、介護・福祉・子どもの施設、いま営業しているかを確かめられていない事業者は、地図の名札と道案内には出していません。訂正や掲載の取りやめ、載っていないお店の掲載は、090-2373-9058(担当:中村)へご連絡ください。
- 地図の位置は、OpenStreetMapの地点か、住所(地番)を法務省の登記所備付地図データで探し、古い公図を国土地理院の建物・道路の形に重ねて求めたものです。公図の位置合わせは目安で、数十mずれることがあります。位置を決められなかった事業者は、地図には町ごとの件数だけを出しています。Googleマップの情報は使っていません。
地図とナビ
- 右のバーの「地図」で、Googleマップのような平面の地図に切り替わります。ドラッグで動かし、ホイールやピンチで拡大・縮小します。見どころ・お店・町を検索でき、ピンを押すと「経路」「3Dで見る」が出ます。地図のどこかを押すと、その地点への経路も出せます。
- 経路では、道のりと、徒歩・自転車・車の目安の時間、到着の時刻、曲がり角ごとの案内(近くの目印の名前つき)が出ます。時間は目安です(徒歩は分速80m、自転車は時速15km、車は時速30km。道幅・信号・一方通行・通行止めは考えていません)。
- 「ナビを始める」で、アバターで歩くあいだ、画面の上に「次の曲がり角まで」と「残りの道のり・時間・到着の時刻」が出ます。道をそれると探し直し、着くとお知らせします。地図を開いたままWASDや矢印で歩くと、地図の上のアバターも一緒に動きます。
- 「GPS」で、実際の現在地を地図と3Dに青い点で出します(旧田鶴浜町の中にいるとき)。「アバターも一緒に動かす」で、歩くとアバターも動きます。位置情報は、この端末の中だけで使い、どこにも送りません。表示する場所によっては、ブラウザが位置情報を使わせないことがあります(ご自身のサイトで公開するときは https が必要です)。
道案内・じぶんの目印・スタンプ帳
- 道案内:出発(田鶴浜駅など)と目的地を選ぶと、道路データ(国土地理院の道路中心線とOpenStreetMap。自動車専用道路は除く)をたどった道順と道のり、歩いた時間(分速80m)を出します。「ワールドについて聞く」で「駅から池亀まで何分?」と聞いても、道順を出して答えます。「アバターで歩く」で、アバターがその道を歩きます。歩道の有無や通行止め、復旧工事の規制は反映していない目安です。
- じぶんの目印:家や待ち合わせ場所など、好きな場所に名前を付けて置けます。目印はこの端末のブラウザの中だけに保存され、ほかの人やこのページの作者には送られません。ブラウザのデータを消すと目印も消えます。
- スタンプ帳:アバターで見どころに近づくとスタンプが押されます(観光・歴史・遺跡の見どころ。避難所だった体育館と、倒壊した得源寺の釣鐘堂、お寺にうかがう前の悦叟寺・称蓮寺は除いています)。物語ツアーを最後まで見た記録も残ります。記録はこの端末のブラウザの中だけです。
ワールドについて聞く
- 右下の「ワールドについて聞く」から、このワールドの使い方(歩き方・時をこえる・スタンプ帳など)や、町のこと・お食事・歴史・行事・アクセスを質問できます。このページに集めた調査資料(お店や名所の情報、17の町の説明、記事)と、よくある質問の回答から、その場で答えを組み立てて返します。AIは使っていません。答えの中の番号から出典を開け、場所が出てきたら「3Dで見る」でその場所へ移動できます。
- お店の情報は、公式サイト・食べログ・報道など住所を確かめられたものだけを資料にしています。地震のあと営業時間が変わった店や、営業状況を確認できていない店もあるので、出かける前にお店へご確認ください。
町のPV
- 説明カードの「▶ PV」(または入口の「町のPVを見る」)で、空撮から駅、町なか、寺社、田園、谷あいの里、夕暮れの組子の灯りまでをめぐる約1分半の映像が流れます。季節を選んでから再生すると、その季節の映像になります。
- 「● 録画して保存」を押すと、字幕とBGMの入った動画(webm)として保存できます(PCのChromeなど、録画に対応したブラウザで)。BGMはたつるはまワールドのオリジナルで、既存の曲は使っていません。
- 家は同じ色と形の簡単な模型の姿で、お店や施設の店構え・名札、寺社や町家の細部、電柱、田んぼの区画は、能登の町並みや田園の様子をもとにした表現です。実際の姿ではありません。
17の町
- 見どころの一覧の左にある「17の町」を押すと、旧田鶴浜町の17の町を順にめぐれます。3Dの町名を押しても、その町へ移動します。
- 町の説明は日本歴史地名大系(コトバンク)、七尾市、石川県、報道などにもとづきます。人口は七尾市の行政区別集計(2026年8月末)です。光の輪は町のおよその広がりを示す目印で、実際の町の境界ではありません。
季節
- 右の「SEASON」で春・夏・秋・冬を切り替えられます。最初は、見ている日の季節で開きます。
- 春は桜と花びら、夏は青田、秋は紅葉とはさ掛け(稲架)、冬は雪・寺社の松の雪吊り・お店の軒のつらら・道ばたの雪山になります。
- 伊久留と吉田町の桜並木は、公開されている情報をもとにおおよその区間に置いています。ほかの桜(学校・寺社・川沿い)や紅葉、はさ掛け、雪吊りなどは、能登の四季の様子をもとにしたイメージで、木の種類や場所を一本ずつ調べて置いたものではありません。
家と施設の表し方
- 一般の家は、国土地理院の建物の形(外形と大きさ)を使い、どの家も同じ高さ・同じ色・同じ勾配の切妻屋根の、ごく簡単な模型の姿にしています(位置と形は実際の建物の外形です)。窓や玄関、屋根の棟、庭、車などは描いていません。お店や施設と分からない建物(倉庫や集合住宅など)も、同じ簡単な姿です。
- お店・事業者は、いまの営業を確かめられ、地図の地点(OpenStreetMap)か地番から求めた位置が建物と重なるものだけを、業種ごとの店構えで作り込んでいます(位置がおおよそのものは作り込みません)。コンビニやギフトの店はガラスの店先と看板の帯・ひさし・駐車場、ドラッグストアは風除室と長いひさし、和菓子の店は一階の格子と下屋・二階の格子窓の町家づくり、建具の工房は大きな木の引き戸と立てかけた材木・組子の見本、という具合です。学校とコミュニティセンターは、横に長い窓、屋上の手すり、時計、玄関のひさしを付けています。どれも実際の姿や看板とは違います。
- 寺社の本堂や拝殿は、石段・丸柱・格子戸・縁と高欄・向拝・入母屋の瓦屋根と鬼瓦まで、町家(タツルエ)は一階の格子と下屋、二階の白壁と格子窓、袖壁まで作り込んでいます。曳山は、ご提供の写真をもとに、彫刻の欄間・船尾の透かし彫り・銅板の屋根と金の飾り・朱の幕まで再現したイメージで、実物とは違うところがあります。寺社の建物も一般的な形で、実際の姿や、いまの被害の様子とは違います。
- 見どころのそばには、名前と説明を出す光る案内板を立てています(近づくと現れます)。遺跡には、およその場所を示す光の輪と、遺跡の内容を示すシンボル(貝塚の貝、前方後方墳、竪穴住居、木簡)を浮かべています。どちらもワールドの中だけのもので、現地にある看板や復元ではありません。
七尾線の列車
- のと鉄道七尾線の線路(OpenStreetMapのデータ)に、上下2本の列車を走らせています。2本は田鶴浜駅で行き違い、笠師保駅と和倉温泉駅にも止まります。時間を縮めているため、実際の時刻や本数とは違います。
- ふだんの列車は青に窓下が白のNT200形気動車です。ときどき観光列車「のと里山里海号」(NT300形)が走り、田鶴浜駅は通過します。
- 見どころの「七尾線の列車」を選ぶと、近くを走る列車を追いかけて見られます。
記事と発信
- 上の「記事」には、旧田鶴浜に関する報道、市や団体のお知らせ、地元の人の発信へのリンクを集めています。新しいものは見つけしだい追加し、追加から3週間は「最近追加」が付きます。
- 日付を確かめられなかった記事は、「日付不明」として一覧の後ろに並べています。
まだ配置していない場所
- 柴田真次が建てた古民家:改修の取り組みは、上の「記事」の「場所を示していない取り組み」に載せています。所在地は公表されていないため、配置していません。
- 一人一花運動の田鶴浜での取り組み・商店街の範囲:ネット上で場所を確認できませんでした。
- 赤蔵山の展望台:場所を確認できなかったため置いていません。
運営・お問い合わせ
- 運営:tatsuruhama craft(担当:中村)。このページは独自に作っているもので、七尾市や地域の団体の公式のものではありません。
- 内容は、確かめた時点の公開情報をもとにしたもので、誤りや古い情報を含むことがあります。お店の営業や行事は、出かける前にお店や主催者へご確認ください。
- 訂正・掲載の取りやめ:お店・寺社・町会・住民の方からご連絡をいただければ、直したり、消したりします。ご自宅の表示(解体の推定など)が違う場合も、お知らせください。
- プライバシー:このページは、見ている人の名前や位置を集めません。目印・スタンプ・表示の設定は、この端末のブラウザの中だけに保存されます。「ワールドについて聞く」の質問は、この端末の中で答えを組み立てるだけで、どこにも送りません。
- 最終更新:2026年10月11日
- お問い合わせ(掲載・訂正のご相談もこちら):090-2373-9058(担当:中村)
操作
- 右の「歩く」でアバター、「上空」で空からの視点に切り替わります。
- タイトルの下のボタンから「時をこえる」「物語ツアー」「お店・事業者」「道案内」「目印」「スタンプ帳」を開けます。ツアー中は ← → キーで前後に進めます。
- アバター(PC):WASDか矢印キーで移動、Shiftで走る、Spaceでジャンプ、ドラッグで見回し、ホイールで寄り引き。
- アバター(スマホ):左下のスティックで移動、画面をなぞって見回し。
- 見どころのボタンやピンを押すと、その場所へワープします。場所に近づくと案内が出ます。
- 右の「SEASON」で季節が切り替わります。
田鶴浜
能登半島のかたち:国土数値情報(行政区域)を加工して作成
建具と組子の町たつるはまワールド
ワールドを読み込んでいます
TATSURUHAMA WORLD
建具と組子の町
たつるはまワールド
石川県七尾市・旧田鶴浜町の約28km²を、国土地理院の地図と空中写真から実寸で再現。震災前の姿と、いまと、これからを歩けるデジタルの町です。
能登半島地震で亡くなられた方々に、心より哀悼の意を表します。
AVATAR COLOR
PC:WASD・矢印で移動 / Shiftで走る / Spaceでジャンプスマホ:左下のスティックで移動(大きく倒すと走る)、画面をなぞって見回す
このページは tatsuruhama craft が独自に作っているもので、七尾市や地域の団体の公式のものではありません。
運営:tatsuruhama craft ・ お問い合わせ 090-2373-9058(担当:中村)
入口の組子の能登半島:国土数値情報(行政区域)を加工して作成